事業資金の借入れ・カードローン

消費者金融の利用実態2026|借りている人は約1,100万人・業者は1,416社【公的統計まとめ】

消費者金融などで借入れの残高がある人は約1,091万人(JICC・2026年8月末)、貸金業者は1,416業者(金融庁・2026年8月末)です。当サイトが公的統計を計算し直すと、借りている人の6割は1社だけで、消費者向け無担保ローンの1件あたりの残高は約45万円でした。業者は2004年から94%減り、大手3社が残高の8割を占めます。最新の数字を出典つきでまとめます(2026年10月13日確認)。

30秒で分かる結論

  • 借入れの残高がある人:1,091.5万人(JICC)/1,139万人(CIC)
  • 1人あたり:1.5件・約86万円(JICC)
  • 借りている人の62%は1社だけ、5社以上は1%
  • 貸金業者:1,416業者(2004年の23,708業者から94%減)
  • 消費者向け無担保の残高:大手3社で80%

消費者金融の利用実態を一言でいうと「約1,100万人が、1人1.5件・平均86万円」

結論借入れの残高がある人は約1,100万人で、1人あたり1.5件・約86万円です。6割の人は1社だけから借りています。

消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど、貸金業者からの借入れの情報は、信用情報機関に登録されています。この記事では、金融庁・信用情報機関2社(JICC・CIC)・日本貸金業協会が公表している数字を集め、当サイトで割合などを計算し直しました。

「借金がある自分は少数派?」と不安になっていませんか

結論残高がある人は成人のおよそ1割です。大事なのは件数と返せる額で、数字で自分の位置を確かめられます。

日本の18歳以上の人口はおよそ1億人なので、借入れの残高がある約1,100万人は成人のおよそ1割にあたります(当サイトの目安)。借りていること自体より、何社から、いくら借りていて、返せるかの方が大事です。下の数字で、自分の位置を確かめてみてください。

【独自集計】借りている人の数と、何社から借りているか

結論JICCでは1,091.5万人に残高があり、1社だけが62%、5社以上は1%でした。件数が増えるほど残高も増えます。
JICC(2026年8月末)CIC(2026年8月20日)
借入れの残高がある人1,091.5万人1,139万人
残高がある契約の数1,741.3万件1,830万件
1人あたりの件数1.5件1.61件
1契約あたりの残高54.1万円68.8万円
異動(3か月以上の延滞など)がある人344.2万人395万人

何社から借りているか(JICC・2026年8月末)

件数人数割合(当サイトの計算)1人あたりの残高
1件681.5万人62%66.9万円
2件249.3万人23%101.3万円
3件103.8万人10%127.7万円
4件40.4万人4%152.1万円
5件以上16.3万人1%235.7万円

出典:JICC「信用情報に関する統計」、CIC「貸金統計データ」。JICCとCICは加盟している会社や数え方が違うため、数字は一致しません。割合はJICCの人数から当サイトが計算しました。

計算して分かったこと
  • 借りている人の6割は1社だけ、2社までで85%
  • 件数が増えるほど1人あたりの残高も増え、5社以上では平均235.7万円
  • 2社目を考える時は、件数と残高の両方を見られることを知っておきましょう(2社目・他社借入がある時)

1件あたり・1人あたりの借入額

結論消費者向け無担保ローンの1件あたりの残高は約44.8万円、1人あたりでは約86万円です。
  • 金融庁の資料集(2025年3月末)では、消費者向け無担保の貸金業者は261業者、残高は約3.04兆円・678.5万件、1件あたり約44.8万円です
  • JICCでは、残高がある人1人あたり約86.3万円(2026年8月末)
  • 消費者金融で借りられるのは年収の3分の1まで(総量規制)。年収300万円なら100万円までです(総量規制と借入上限)

貸金業者の数の推移|2004年から94%減

結論貸金業者は2004年の23,708業者から2026年8月末に1,416業者へ。この1年でも56業者減りました。
貸金業者の数の推移(金融庁)23,70820044,05720102,01120151,64720201,47320251,4162026.8単位:業者
時点貸金業者の数
1986年ごろ(いちばん多い時期)約47,500業者
2004年3月末23,708業者
2010年3月末4,057業者
2025年3月末1,473業者
2025年8月末1,472業者
2026年8月末1,416業者

大きく減ったのは、2006年の貸金業法の改正(上限金利の引き下げ・総量規制など、2010年に完全施行)の前後です。今も毎月少しずつ減っています。

出典:金融庁「貸金業関係資料集」(2025年11月28日掲載)・「貸金業者数について」(毎月)。

大手と中小の違い|残高の80%は大手3社、金利の帯もちがう

結論残高5,000億円超の3社が残高の80%を占め、大手は金利15%前後、中小の多くは18%前後の帯にいます。
消費者向け無担保の貸金業者(2025年3月末)業者の数残高の割合
残高5,000億円超(大手)3業者80.2%
残高500億円超〜5,000億円2業者12.0%
残高5億円超〜500億円42業者7.2%
残高5億円以下(小さな業者)214業者(82%)0.6%
金利の帯業者の数残高の割合
14〜16%28業者85.4%(大手が中心)
16〜18%149業者(57%)4.7%
18〜20%39業者0.3%

出典:金融庁「貸金業関係資料集」5.(1)(2)。割合のまとめ方は当サイトによるものです。

大手は金利15%前後、中小の多くは18%前後です。セントラル(4.8〜18.0%)も中小に多い金利の帯ですが、当サイトが中小5社を比べると、土日祝の審査を公式で確かめられたのはセントラルだけでした(中小5社の比較)。

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中小の中でも土日祝に審査するセントラル。はじめての契約は最大30日間金利0円

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審査があります。実質年率4.8〜18.0%(100万円未満は18.0%)。遅延損害金は年20.0%。無利息ははじめての契約で、契約日の翌日から最大30日。返せる額だけ、計画的に借りましょう。

消費者向け貸付残高の推移|2014年を底に増えている

結論消費者向けの貸付残高は2014年の約6.2兆円を底に、2025年は約8.5兆円まで増えました。
消費者向け貸付残高の推移(金融庁)20.9200612.620106.220146.520187.220228.52025単位:兆円

2006年の約20.9兆円から、法改正の後に大きく減り、2014年に約6.2兆円で底を打ちました。その後は少しずつ増え、2025年3月末は約8.5兆円(2014年から約36%増)です。

出典:金融庁「貸金業関係資料集」2.(1)消費者向・事業者向別の貸付残高(各年3月末)。

延滞と苦情・相談の数字

結論延滞などの異動がある人はJICCで344万人。2024年度の苦情・相談4,031件のうち475件はヤミ金の疑いでした。
  • 異動(3か月以上の延滞など)がある人:JICC 344.2万人、CIC 395万人。異動は契約が終わった後も一定期間残ります(信用情報の見方)
  • 2024年度に金融庁・財務局・都道府県に寄せられた貸金業者への苦情・相談は4,031件。そのうち無登録業者(ヤミ金の疑い)に関するもの475件、債務整理などの相談564件
  • 苦情の内容では、取立て行為48件、契約内容33件、金利16件

返済が遅れそうな時は返済が遅れた時、ヤミ金の見分け方は違法な業者の見分け方にまとめています。

利用者は何を重視している?|日本貸金業協会の調査

結論借入先を選ぶ時は「金利の低さ」が5割で最多。スマホで借りて返せることが店舗の近さより重視されています。
  • 借入先を選ぶ時に重視すること:「金利が低いこと」5割、「申込手順がわかりやすいこと」3.5割、「保証人なしで借りられること」3割
  • 「スマホやパソコンで借入れ・返済ができること」が、「店舗・ATMが多い・近いこと」より重視されている
  • 希望どおりに借りられなかった人のうち、5.5割が「日常の生活に支障がでた」、4割が「特に何もしなかった」

出典:日本貸金業協会「2024年度 資金需要者等の借入意識や借入行動等に関する調査」(借入経験のある個人2,200人、2024年7〜8月のインターネット調査)。

個人事業主の借入れの数字|総量規制の例外

結論事業を営む個人向けの例外の貸付けはJICCで17.9万件・約2,500億円、1件あたり約174万円です。
  • 総量規制には、個人事業主が事業の資金を借りる時などの例外があります
  • JICC(2026年8月末)では「事業を営む個人顧客に対する貸付け」が179,187件・約2,500億円(1件あたり174.1万円)
  • CIC(2026年8月20日)では「個人事業主ローン」が153,983件・1,809億円

個人事業主がセントラルで借りる時の書類はセントラルは個人事業主もOK?、総量規制の例外のくわしい条件は総量規制と個人事業主の借入上限へ。

数字を自分に当てはめる30秒チェック

結論借りている件数、年収の3分の1までの残り、毎月の返済額の3つを確かめてから、借りるかどうかを決めましょう。
  • □ 今、何社から借りているか(62%の人は1社だけ)
  • □ 年収の3分の1まで、あといくら借りられるか
  • □ 毎月の返済額を、次の収入で払えるか
  • □ 遅れたことがあるか(異動が残っていないか)

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件数と返済の目安を確かめたら、Webで申し込みましょう。はじめての契約は最大30日間金利0円

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審査があります。実質年率4.8〜18.0%(100万円未満は18.0%)。遅延損害金は年20.0%。無利息ははじめての契約で、契約日の翌日から最大30日。返せる額だけ、計画的に借りましょう。

あわせて読みたい:貸金業法とは?借りる人を守る5つのルールと改正の年表/大手消費者金融と中小の違い(大手の成約率は約3割)

あわせて読みたい:消費者金融の平均金利の推移(2007年23.95%→2025年15.26%)

よくある質問

消費者金融を使っている人は何人ですか?

貸金業者からの借入れの残高がある人は、JICCで1,091.5万人(2026年8月末)、CICで1,139万人(2026年8月20日)です。2社は数え方が違うため、数字は一致しません。

平均の借入額はいくらですか?

JICCでは残高がある人1人あたり約86.3万円、1契約あたり54.1万円です。消費者向け無担保ローンの1件あたりの残高は約44.8万円(金融庁・2025年3月末)です。

何社から借りている人が多いですか?

JICCでは1社だけの人が681.5万人で62%、2社が23%、5社以上は1%でした(当サイトの計算)。

貸金業者は何社ありますか?

金融庁によると2026年8月末で1,416業者です。2004年3月末の23,708業者から約94%減りました。

大手と中小の違いは?

消費者向け無担保ローンの残高の80.2%を大手3社が占め、残高5億円以下の小さな業者は214業者(82%)で残高は0.6%です。金利は大手が15%前後、中小の多くが18%前後です。

延滞している人は何人ですか?

3か月以上の延滞などの「異動」がある人は、JICCで344.2万人、CICで395万人です。

ヤミ金の相談は何件ありますか?

2024年度に金融庁・財務局・都道府県に寄せられた貸金業者への苦情・相談4,031件のうち、無登録業者に関するものは475件でした。

この記事の統計はいつ更新されますか?

金融庁の業者数とJICC・CICの統計は毎月、金融庁の資料集は年1回公表されます。当サイトも新しい数字が出たら更新します。

統計の出典と更新予定

確認した情報(2026年10月13日確認):金融庁「貸金業者数について」(2026年10月7日公表・8月末時点ほか)、金融庁「貸金業関係資料集」(2025年11月28日掲載・2025年3月末時点)、JICC「信用情報に関する統計」(2026年8月末)、CIC「貸金統計データ」(2026年8月20日時点)、日本貸金業協会「2024年度 資金需要者等の借入意識や借入行動等に関する調査」。割合・まとめ方は当サイトによるもので、各機関の見解ではありません。毎月の数字は月1回、資料集は新しい版が出た時に更新します。調べ方は調査方法・データの集め方へ。

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