ファクタリング(請求書買取)

支払いサイトとは?数え方と早見表、30日・60日の違いと法律の上限|エージェント14社の公式の支払日と、入金を待てない時【2026年】

支払いサイトとは、締め日から支払日までの日数のことです。「月末締め・翌月末払い」なら30日で、仕事を始めた日から数えると入金まで最長約2か月かかります。フリーランス新法と取適法では、受け取った日から60日以内に支払期日を決める決まりで、中小企業庁の2026年3月の調査では60日を超える取引は6.6%でした。数え方の早見表、エージェント・クラウドソーシングの支払いサイト、入金を待てない時の対処を、法律と国の調査、ペイトナーの口コミ95件の集計で整理しました。

この記事にはPR(広告)を含みます。法律はe-Gov法令検索(フリーランス・事業者間取引適正化等法、中小受託取引適正化法〔取適法〕)と公正取引委員会のQ&A、実態は中小企業庁「価格交渉促進月間(2026年3月)フォローアップ調査結果」と公正取引委員会・厚生労働省「フリーランス取引の状況についての実態調査」、各社の支払日は公式サイト、利用者の声はファクログのペイトナーの口コミ95件で確かめています(2026年10月19日確認)。監修者はいません。

30秒で分かる結論

  • 支払いサイト=締め日から支払日までの日数。月末締め翌月末払いなら30日
  • 仕事を終えてから入金までは、締め日までの日数も足すので最長約60日
  • フリーランス新法・取適法では受け取った日から60日以内に支払期日を決める(月末締め翌月末払いはOK)
  • 国の調査では60日超は6.6%(2026年3月)。フリーランスの28.1%が60日を超えた経験あり(2024年)
  • ペイトナーの口コミ95件のうち59%(56件)が「入金より支払いが先」「入金が遅れた」ことを理由に利用(当サイト集計)

「支払いサイトって、何日のこと?」

結論締め日から支払日までの日数です。月末締め翌月末払いなら30日、月末締め翌月15日払いなら15日になります。

取引先から「うちは支払いサイト60日です」と言われても、いつお金が入るのかピンとこない人は多いでしょう。請求書を出してから入金まで、思ったより長く待つこともあります。

この記事では、数え方 → 法律の上限 → 実際の日数(国の調査・各社の公式)→ 待てない時の対処の順に整理しました。

仕事は終わったのに、入金は2か月後…

結論支払いサイトが長いと、経費や生活費を先に払う期間が長くなります。入金を待つ人が多いことは口コミの集計でも分かります。

外注費・ガソリン代・家賃は待ってくれません。入金まで2か月あると、その間は手元のお金で立て替えることになります。

請求書を先にお金にするペイトナーの口コミ95件を当サイトで読むと、「入金より支払いが先」「支払いサイトが長い」が34件、「取引先の入金が遅れた」が22件。合わせて約6割の人が、入金のタイミングを理由に使っていました(くわしくは後半の集計)。

結論|支払いサイトは締め日から支払日まで。仕事を終えてから入金までは最長約2か月

結論サイトは締め日から支払日まで。仕事を終えてから入金までは締め日までが加わり、月末締め翌月末なら最長約60日です。
  • 支払いサイト:締め日(請求の区切り)から支払日までの日数。「月末締め・翌月末払い」=30日
  • 実際に待つ日数:月の初めに納品すると、締め日まで約30日+サイト30日で、入金まで約60日
  • 入金サイト(回収サイト):受け取る側から見た同じ日数の呼び方。支払う側から見ると支払いサイト
  • 手形サイト:手形を受け取ってから現金になるまでの日数。取適法の取引では2026年1月から手形での支払いは禁止されました

数え方の早見表|締め日と支払日でサイトは何日?

結論月末締め翌月15日なら15日、翌月末なら30日、翌々月末なら61日。納品からの最長は締め日までの約30日を足します。
締め日・支払日支払いサイト納品から入金まで(最長)60日ルール
月末締め・翌月10日払い10日40日○
月末締め・翌月15日払い15日45日○
月末締め・翌月20日払い20日50日○
月末締め・翌月25日払い25日55日○
月末締め・翌月末払い30日60〜62日○(2か月以内として運用)
15日締め・翌月15日払い31日60日○
20日締め・翌月末払い41日70日×
月末締め・翌々月10日払い40日70日×
月末締め・翌々月末払い61日91日×

※当サイトの計算(2026年10月末締めの例)。「60日ルール」は、フリーランス新法4条・取適法3条の「受け取った日から60日以内」に収まるか。従業員を雇っている発注者(特定業務委託事業者)や、取適法の対象の発注者に適用されます。

法律の上限|受け取った日から60日以内、月末締め翌月末はOK

結論フリーランス新法と取適法は、受け取った日から60日以内のできる限り短い期間に支払期日を決めるよう義務づけています。
  • フリーランス新法4条:従業員のいる発注者は、フリーランスの給付を受け取った日から60日以内、かつできる限り短い期間内に支払期日を決める。決めなければ受け取った日、60日を超えて決めれば60日目が支払期日とみなされる
  • 再委託の例外(4条3項):元の発注者の支払期日などを示した再委託なら、元の支払期日から30日以内
  • 取適法3条:中小企業との製造委託など(旧下請法)も、受け取った日から60日以内。2026年1月から手形での支払いは禁止
  • 公取委Q&A:月末締め翌月末払いで61〜62日目になる場合も「2か月以内」として問題にしない(Q48)。逆に、すぐ払っていたのに「60日以内ならよい」と遅らせるのは違反(Q49)
  • 民法:当事者が決めれば上限はありません。法律の対象外の取引は契約しだいです

支払期日を過ぎても払われない時は、報酬未払いの相談先、取適法とフリーランス新法の違いはこちらをご覧ください。

国の調査で見る支払いサイト|60日超は6.6%、フリーランスは28.1%が経験

結論中小企業庁の2026年3月の調査では、60日を超える支払いは6.6%。現金のみの支払いは87.5%に増えました。
調査結果
中小企業庁 価格交渉促進月間フォローアップ調査(2026年3月、回答6万9,625社・発注企業延べ9万1,233社)支払期日が60日超:6.6%(2025年9月は7.1%)/全額「現金のみ」:87.5%(前回82.2%)/振込手数料を受注側が負担:18.9%(前回29.9%)
公正取引委員会・厚生労働省 フリーランス取引の実態調査(2024年5〜6月、フリーランス782人)60日以内に支払われなかったことがある・一度もない:28.1%(220人)/常に60日以内に支払われている:562人

出典:中小企業庁「価格交渉促進月間(2026年3月)フォローアップ調査結果」(2026年6月26日)、公正取引委員会・厚生労働省「フリーランス取引の状況についての実態調査(法施行前の状況調査)」(2024年10月18日)。中小企業庁の「支払期日」は、受け取った日から代金を全額受け取るまでの期間。

フリーランス側では、60日を超えた経験の割合が高かった業種は「生活関連サービス業、娯楽業」56.5%、「学術研究、専門・技術サービス業」32.3%、「情報通信業」31.3%でした(同調査)。

【独自集計】エージェント・クラウドソーシングの支払いサイト

結論公式に書かれた14社では、15〜25日が6社、30日が5社。エージェントは月末締め翌月15日〜月末払いが中心です。

当サイトで、フリーランス向けのエージェント・クラウドソーシングの公式サイト(よくある質問・ヘルプ・案件ページなど)から、締め日と支払日の記載を集めました。

サービス公式の書き方(要約)支払いサイト載っている場所
ココナラ月曜〜日曜に振込申請 → 翌週木曜4日(申請の締めから)ヘルプ
レバテックフリーランス月末締め・翌月15日(標準)15日よくある質問
クラウドワークス15日締め月末/月末締め翌月15日15〜16日公式ブログ
ランサーズ15日締め当月末/月末締め翌月15日15〜16日よくある質問
Midworks月末締め・翌月20日20日案件ページの用語説明
ITプロパートナーズ月末締め・翌20日20日公式コラム
ギークスジョブ通常25日サイト(締め日の記載なし)25日サービス説明
FLEXY当月末締め・翌月末30日よくある質問
Findy Freelance報酬は翌月末に入金(締め日の記載なし)約30日トップページ
ランサーズ テックエージェント月末締め・翌月末(当月25日・即日払いも選べる、有料)30日よくある質問
HiPro Tech原則、月末締め・翌月末日30日よくある質問
Workship月末締め・翌月末日30日ヘルプ
フリコン案件により異なり、最短35日35日〜よくある質問
テクフリ案件ごとに表示(例:当月末締・翌月末払)案件ごと案件ページ

※当サイトの集計(2026年10月19日に各社公式サイトで確認)。支払いサイトは締め日から支払日までの日数(翌月末は30日で計算)。案件や取引先によって変わる場合があります。PE-BANKは標準の支払いサイトの公式記載が見つからなかったため載せていません。早く受け取る有料サービス(クラウドワークスのクイック出金など)は含めていません。

エージェント経由の案件は、おおむね稼働した月の翌月15日〜月末に入金されます。稼働月の初めから数えると、入金まで約45〜60日です。

【独自集計】ペイトナーの口コミ95件|59%が「入金のタイミング」で利用

結論口コミ95件の利用場面を分けると、入金より支払いが先・サイトが長いが36%、入金の遅れが23%で、合わせて59%でした。

当サイトで、ファクログに投稿されたペイトナーの口コミ95件(2024年3月〜2026年10月)の「活用した場面」をすべて読み、理由ごとに分けました。

使った理由件数割合口コミの例(要約)
入金より支払いが先・支払いサイトが長い3436%「入金が月末締めの翌月払いで、外注費や家賃が先に来る」「業界の慣習で2か月後の支払い」
取引先の入金が遅れた・延びた2223%「元請けから入金が延びると通知された」「入金日や締め日が変わった」
受注が増えた・立替で先に出費99%「大きめの受注で資金の手当てが必要」「出張の交通費を立て替えた」
税金・冠婚葬祭などの急な出費1213%「税金の支払いが重なった」「冠婚葬祭が重なった」
理由の記載なし・その他1819%「資金繰りが厳しかった」など

※当サイトの集計(2026年10月19日、ファクログのペイトナーの口コミ95件)。1件を1つの理由に分類。「翌月末」「2か月後」「入金サイトが長い」など日数や締め日を具体的に書いた口コミは15件ありました。

支払いサイトが長いとどうなる?|立て替えるお金を計算

結論月50万円の売上なら、サイト30日で平均約75万円、60日で約125万円が常に入金待ち。その間の経費は手元から出ます。
月の売上サイト15日サイト30日サイト60日
20万円約20万円約30万円約50万円
50万円約50万円約75万円約125万円
100万円約100万円約150万円約250万円

※当サイトの計算:入金待ちの売上(平均)=月の売上×(支払いサイト+締め日までの平均15日)÷30日。毎日同じように売上が立つとした目安です。

入金待ちのお金が大きいほど、外注費や経費を先に払う余裕がなくなります。資金繰りの見える化には資金繰り表のテンプレートが使えます。

支払いサイトを短くしてもらうには|交渉の伝え方

結論契約前に支払期日を確認し、長い時は締め日の変更や分割払いを提案します。法律の60日を超える条件は見直しを求められます。
  1. 契約前に聞く:「お支払いは何日締め・何日払いでしょうか」と確認し、メールで残します(業務委託契約書の書き方)
  2. 60日を超えていたら:「フリーランス新法では受け取りから60日以内の支払期日とされていますので、ご確認いただけますか」と伝えます
  3. 締め日・分割を提案する:長期の仕事は着手金や月ごとの分割払いを提案します
  4. 振込手数料:中小企業庁の調査では受注側負担は18.9%まで減っています。負担の取り決めも確認しましょう

入金を待てない時|請求書を先にお金にする

結論支払期日まで70日以内の請求書なら、ペイトナーで先にお金にできます。月末締め翌月末払いの請求書も対象に入ります。

ペイトナーは、取引先に出した入金前の請求書を買い取り、先にお金を払うサービスです(借入れではありません)。支払期日まで70日以内の請求書が対象で、1万円から使えます。費用は申請額の10%と振込手数料330円で、10万円の請求書なら89,670円を先に受け取れます。必要書類は請求書・本人確認書類(初回のみ)・直近3か月の入出金明細です(公式)。

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メールアドレスで無料登録する(ペイトナー公式)

登録だけでは請求書の買取や契約は始まりません。申請後に審査があります。対象は個人事業主・フリーランス・法人で、会社員の給料は対象外です。

あわせて読みたい:業種別の入金までの日数|財務省の統計で全産業55日、建設70日・運送41日

SES・ITフリーランスの場合|エージェント経由の入金日と外注費

結論SESやエージェント経由の案件は、締めから入金まで日数があります。上の14社の表で、自分の契約先の支払日を確かめます。

SESやエージェント経由の案件では、稼働した月の締め日から実際の入金まで時間があり、その間も生活費や、再委託した外注先への支払いが先に来ます。

  • まず、契約している会社の締め日と支払日を確かめます(上の【独自集計】の表)
  • 発注元が会社なら、フリーランス新法などで、受け取った日から60日以内の支払いが原則です
  • 入金を待てない分だけ、上の「入金を待てない時」の方法で請求書を先にお金にします

よくある質問

結論意味、数え方、30日・60日、法律の上限、平均、フリーランスの例、短くする方法、待てない時の8つにお答えします。
支払いサイトとは何ですか?

締め日から支払日までの日数のことです。「月末締め・翌月末払い」なら30日、「月末締め・翌月15日払い」なら15日です。受け取る側から見ると「入金サイト」「回収サイト」とも呼ばれます。

支払いサイトの数え方は?

締め日の翌日から支払日までを数えます。仕事を終えてから入金までの日数は、締め日までの日数が加わるため、月末締め翌月末払いでは月の初めに納品すると約60日になります。

支払いサイト30日と60日はどう違いますか?

30日は月末締め・翌月末払い、60日はおおむね月末締め・翌々月末払いです。60日の場合、納品から入金まで最長約90日かかり、フリーランス新法や取適法の対象の取引では60日ルールを超えてしまいます。

支払いサイトに法律の上限はありますか?

フリーランス新法4条(従業員のいる発注者)と取適法3条では、受け取った日から60日以内に支払期日を決める義務があります。月末締め翌月末払いで61〜62日目になる場合は「2か月以内」として問題にしないとされています。対象外の取引は契約しだいです。

支払いサイトの平均はどのくらいですか?

公的な平均日数の統計は見当たりませんが、中小企業庁の2026年3月の調査では、受け取りから60日を超える支払いは6.6%でした。多くの取引は60日以内に収まっています。

フリーランスエージェントの支払いサイトは?

公式に書いている会社では、レバテックフリーランスが月末締め翌月15日(15日サイト)、Midworksが20日、ギークスジョブが25日、FLEXY・HiPro Tech・Workshipなどが月末締め翌月末(30日)でした。案件によって変わる会社もあります。

支払いサイトを短くしてもらうには?

契約前に締め日と支払日を確認し、長い時は締め日の変更、着手金、月ごとの分割払いを提案します。60日を超える条件なら、フリーランス新法の60日ルールを伝えて見直しを求められます。

入金まで待てない時はどうすればいいですか?

支払期日まで70日以内の請求書なら、ペイトナーなどのファクタリングで先にお金にできます。ペイトナーの費用は申請額の10%と振込手数料330円で、借入れではないため信用情報には影響しないとされています。

まとめ|サイトの日数を知り、入金待ちの期間に備える

結論支払いサイトは締め日から支払日までの日数です。60日ルールを知り、待てない時は請求書を先にお金にする方法もあります。
  • 支払いサイト=締め日から支払日まで。月末締め翌月末払いは30日、納品からは最長約60日
  • フリーランス新法・取適法は受け取りから60日以内(月末締め翌月末払いはOK)
  • 国の調査では60日超は6.6%。フリーランスの28.1%が60日超を経験
  • ペイトナーの口コミ95件の59%は、入金のタイミングが理由(当サイト集計)
  • 待てない時は、支払期日まで70日以内の請求書をペイトナーで先にお金にできる

関連:取適法とフリーランス新法/フリーランスの報酬未払い/ペイトナーとは/資金繰り表の作り方/ペイトナーの手数料と上限

確認した情報:e-Gov法令検索「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」第4条・「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」第3条・第5条、公正取引委員会「フリーランス・事業者間取引適正化等法Q&A」(Q48・Q49)、中小企業庁「価格交渉促進月間(2026年3月)フォローアップ調査結果」、公正取引委員会・厚生労働省「フリーランス取引の状況についての実態調査」(2024年10月)、各社公式サイト、ファクログ(ペイトナーの口コミ95件)、ペイトナー公式サイト(いずれも2026年10月19日確認)。PR:この記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

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