ファクタリング(請求書買取)

2社間と3社間ファクタリングの違い|公式の手数料を16社で比較、個人事業主はどっち?登記と取引先への通知の条件【2026年10月】

2社間ファクタリングは取引先に知らせずに自分とファクタリング会社だけで契約し、3社間は取引先の承諾を得て、取引先から直接ファクタリング会社へ払ってもらう方法です。当サイトが16社の公式サイトを確かめると、3社間のほうが手数料の上限は低く、実績の平均を出している会社では2社間10.3%・3社間6.8%でした。個人事業主・フリーランス向けのオンライン型はすべて2社間です。

※この記事は広告(PR)を含みます。各社の手数料・規約は2026年10月10日に公式サイトで確認しました。

30秒で分かる結論

比べるところ2社間3社間
取引先に知られるか原則知られない承諾をもらうので知られる
手数料高め(平均10.3%の例)安め(平均6.8%の例)
早さ最短即日〜数時間取引先の承諾の分、日数がかかりやすい
個人事業主使える(登記なし)会社によっては不可
向いている人急ぎ・少額・取引先に知られたくない大きい金額・取引先の協力が得られる

2社間と3社間の違いは?|結論は「取引先が関わるかどうか」

結論2社間は取引先に知らせずに契約、3社間は取引先の承諾を得て直接払ってもらいます。手数料は3社間が安めです。

「手数料は少しでも下げたい。でも取引先には知られたくない」――。ファクタリングを調べると必ず出てくるのが「2社間」と「3社間」という言葉です。どちらを選ぶかで、手数料も、早さも、取引先との関係も変わります。

この記事では、16社の公式サイトの手数料、各社の利用規約、法務省の資料をもとに、2つの違いと選び方を整理します。

PR・広告

個人事業主・フリーランスで急ぎなら、2社間のペイトナーで請求書が対象か確かめられます。

ペイトナーに無料登録する

審査があります。手数料は一律10%+振込手数料330円。初回は50万円まで。

お金と書類の流れを比べる|2社間と3社間の仕組み

結論2社間は自分が取引先から受け取ってファクタリング会社へ送り、3社間は取引先がファクタリング会社へ直接払います。
手順2社間3社間
① 申込み・審査自分とファクタリング会社だけ自分とファクタリング会社
② 取引先への連絡しない(原則)取引先の承諾をもらう
③ 契約・入金自分とファクタリング会社で契約し、手数料を引いた額が入金3者の合意のうえで契約し、手数料を引いた額が入金
④ 支払日取引先はいつもどおり自分に払う取引先がファクタリング会社に直接払う
⑤ その後受け取った報酬を自分がファクタリング会社へ送金送金はいらない

2社間は取引先から入ったお金をファクタリング会社へ送るひと手間があります。帳簿の付け方はファクタリングの仕訳と確定申告にまとめています。

【公式で確認】2社間と3社間の手数料を16社で比べた

結論両方を載せている7社では3社間の上限が低く、平均の実績がある会社では2社間10.3%・3社間6.8%でした。

2社間・3社間の両方を公式に載せている7社

会社2社間の手数料(公式)3社間の手数料(公式)個人事業主
ビートレーディング平均10.3%(2024年度実績)平均6.8%(同)可
アクセルファクター1〜12%0.5〜10.5%公式に明記なし
No.10.5〜15%0.5〜5%可
ベストファクター2〜20%(金額で変わる)2〜15%可(個人は2社間のみ)
トラストゲートウェイ4〜9.5%(手数料例)1.5〜8%(手数料例)表記が混在
トップ・マネジメント3.5%〜0.5%〜可
西日本ファクター15%〜2.8%〜可

2社間だけを扱う会社

会社2社間の手数料(公式)債権譲渡登記
ペイトナー一律10%+振込手数料330円―
ラボル一律10%―
FREENANCE3〜10%―
QuQuMo1%〜「設定不要」
PAYTODAY1〜9.5%「行っておりません」
OLTA2〜9%「行いません」
みんなのファクタリング公式に料率の記載なし「原則なし」
日本資金支援センター2%〜法人は要請があった場合(規約)

※各社の公式サイト・よくある質問・規約を当サイトが確認(2026年10月10日)。「〜」は公式に下限しか書かれていないものです。表は横にスクロールできます。

公式どうしで数字が違うところ

  • アクセルファクター:よくある質問は「2社間1〜12%・3社間0.5〜10.5%」、同じサービスページの別の場所は「2社間3〜10%・3社間1〜8%」
  • No.1:比較サイトでよく見る「2社間5〜15%・3社間1〜5%」は、公式(0.5〜15%・0.5〜5%)と違います
  • 西日本ファクター:料率が書かれているのは2018年の公式ブログだけで、トップページにはありません
  • トラストゲートウェイ:表の数字は「平均的な手数料の例」です
この調査から分かること
  • 公式の数字がある会社では、3社間のほうが上限が低い(No.1は15%→5%、ベストファクターは20%→15%、アクセルファクターは12%→10.5%)
  • 実績の平均を出しているビートレーディングでは、2社間10.3%・3社間6.8%で、差は3.5ポイント
  • 個人事業主・フリーランス向けのオンライン型(ペイトナー・ラボル・FREENANCE・QuQuMo)は、どれも2社間だけ

【試算】100万円なら手取りの差は3.5万円

結論平均10.3%と6.8%で計算すると、100万円の請求書で手数料の差は35,000円です。急ぐか安くするかで選びます。
2社間(平均10.3%)3社間(平均6.8%)差
手数料103,000円68,000円35,000円
手取り897,000円932,000円―

※ビートレーディングの2024年度の平均手数料(公式)で当サイトが計算。実際の手数料は審査で決まります。

2社間のメリット・デメリット

結論取引先に知られず早いのがメリット、手数料が高めなのがデメリット。期日に送金しないと取引先に連絡が行きます。

良い点

  • 取引先に知らせずに使える
  • 取引先の承諾がいらないので早い(最短即日〜数時間)
  • 個人事業主も登記なしで使える
  • 少額から使える会社が多い

注意点

  • 3社間より手数料が高め
  • 取引先から入ったお金を自分で送金する手間がある
  • 送金が遅れると、取引先に連絡が行くことがある

3社間のメリット・デメリット

結論手数料が安く大きい金額に向く一方、取引先の承諾が必要で日数もかかりやすく、取引先との関係に気をつかいます。

良い点

  • 手数料が安め(上限も低い)
  • 取引先から直接払われるので、送金の手間がない
  • 大きい金額を扱いやすい

注意点

  • 取引先の承諾が必要で、知られる
  • 承諾をもらうまで日数がかかりやすい
  • 「資金繰りが苦しいのでは」と思われないか気をつかう
  • 個人事業主は使えない会社もある

個人事業主・フリーランスは2社間が基本|債権譲渡登記は法人だけ

結論債権譲渡登記を使えるのは法人だけです。個人事業主は登記なしの2社間で、オンライン型の4社が使えます。
項目内容出典
債権譲渡登記は誰が使える?譲渡人は法人のみ。個人事業主は使えない法務省「債権譲渡登記制度とは?」
登記すれば取引先に知られずに済む?登記だけでは取引先(債務者)に主張できない。登記事項証明書を渡して通知するか、取引先の承諾が必要同上
取引先との契約に「譲渡禁止」とあったら?2020年4月の民法改正で、譲渡制限特約があっても債権の譲渡そのものは有効(民法466条2項)経済産業省「債権法改正により資金調達が円滑になります」

個人事業主の2社間ファクタリングは登記をしない形になります。ペイトナー・ラボル・FREENANCE・QuQuMoはどれも2社間で、ネットだけで申し込めます。4社の違いは個人事業主・フリーランス向けファクタリング4社比較で比べています。

PR・広告

少額・急ぎ・取引先が個人でも使いたいならペイトナー。

ペイトナーに無料登録する

審査があります。手数料は一律10%+振込手数料330円。初回は50万円まで。

PR・広告

51万円以上の請求書なら、2社間で上限なしのQuQuMoで見積もりできます。

QuQuMo公式サイトで手取りを確認する

審査があります。手数料は見積もりで決まります。営業は平日9〜19時。

2社間でも取引先に連絡が行く場面|規約で確認

結論ファクタリング会社への支払いが遅れた時や、申告が事実と違った時は、2社間でも取引先に連絡が行くと規約にあります。
会社取引先に連絡・通知することがある場合(規約・公式)
ペイトナー利用者の表明・保証が事実と違った場合、利用者や取引先に契約違反があった場合、その他ペイトナーが必要と判断した場合(利用規約)
ラボル原則、連絡しない。ラボルへの支払いが遅れている場合は連絡することがある(よくある質問)
FREENANCE取引先の支払いが遅れた・拒まれた場合、表明・保証が事実と違った場合、その他回収に必要と判断した場合(利用規約)
Chatwork 先払い原則なし。振込が遅れる場合は取引先に連絡することがある(公式)
  • 取引先から入金されたら、期日までにすぐ送金するのがいちばんの対策です
  • 当サイトが集計したファクログの口コミ637件では、「取引先に知られた」という体験は0件でした。くわしくはファクタリングは取引先にバレる?へ
結論2社間そのものは違法ではありません。給料の買取など、実態が貸付けのものは貸金業に当たるおそれがあります。
  • 事業の請求書(売掛金)を買い取る2社間ファクタリングは、債権の売買で、違法ではありません
  • 金融庁は、給料を買い取る「給料ファクタリング」を貸金業に当たるとしています。くわしくは給料ファクタリングが違法な理由へ
  • 商品の写真を送って現金を受け取る「先払い買取」も、金融庁が注意を呼びかけています。くわしくは報酬先払いサービス比較へ
  • 取引先との契約に「譲渡禁止」とあっても、2020年4月からは譲渡そのものは有効です。ただし取引先との関係もあるので、申込み時にファクタリング会社へ伝えましょう

状況別の選び方|2社間と3社間、どっちを使う?

結論急ぎ・少額・個人なら2社間、大きい金額で取引先の協力が得られるなら3社間。迷ったら両方見積もって比べます。
場面選ぶ方式候補
今日中に欲しい2社間ペイトナー・ラボル
50万円以下2社間ペイトナー・ラボル・FREENANCE
個人事業主・フリーランス2社間(登記なし)オンライン型の4社
1,000万円以上3社間を見積もる両方を扱う会社(ビートレーディング・No.1など)
取引先と関係が良く、協力が得られる3社間両方を扱う会社

申し込む前に確認する4つのこと

結論どちらの方式か、登記の有無、取引先への通知の条件、送金の期日の4つを、契約書と規約で確かめます。
  1. 方式:2社間か3社間か(見積もりの時点で確認)
  2. 登記:債権譲渡登記をするか(法人のみ。費用がかかることも)
  3. 取引先への通知の条件:どんな時に取引先へ連絡が行くか(規約)
  4. 送金の期日:取引先から入金されたら、いつまでに送るか

契約書のどこを見ればよいかはファクタリングの契約書チェックにまとめています。

PR・広告

4つを確かめたら、2社間のペイトナーで請求書が対象か無料で確認できます。

ペイトナーに無料登録する

審査があります。手数料は一律10%+振込手数料330円。初回は50万円まで。

2社間だけを扱う新しい会社の例として、日本資金支援センターの利用規約(償還請求権なし・解除時の返金条件)も確認しています。

言葉の意味をまとめて確かめたい時は:債権譲渡登記・対抗要件・債権譲渡通知など、ファクタリングの言葉30語をファクタリング用語集でやさしく説明しています。

そもそもの仕組みを図で確かめたい時は:2社間・3社間のお金の流れ、申込みから精算までの6ステップ、融資との違いをファクタリングとは?仕組み・種類・流れを図でわかりやすくにまとめています。

あわせて読みたい:債権譲渡通知書の書き方とひな形・届いた時の確認

よくある質問

結論3社間が安めで、2社間は知られにくく早い方式です。個人事業主は登記なしの2社間が基本です。
2社間と3社間、どちらが安いですか?

公式の数字では3社間のほうが安めです。ビートレーディングの2024年度の平均は、2社間10.3%・3社間6.8%でした。

2社間ファクタリングは違法ですか?

違法ではありません。事業の請求書の買取です。給料の買取など、実態が貸付けのものは貸金業に当たるおそれがあります。

個人事業主は3社間ファクタリングを使えますか?

会社によります。ベストファクターは個人事業主は2社間のみです。オンライン型のペイトナー・ラボルなどは2社間だけです。

2社間なら取引先に絶対に知られませんか?

原則は知られませんが、ファクタリング会社への支払いが遅れた時などは、取引先に連絡が行くと規約にあります。

債権譲渡登記とは何ですか?

債権を譲渡したことを登記する制度で、譲渡人は法人に限られます(法務省)。個人事業主は使えません。

ファクタリングは2社同時に使ってもいいですか?

別々の請求書ならかまいません。同じ請求書を2社に売ることはできません。

取引先との契約に「譲渡禁止」とあると使えませんか?

2020年4月の民法改正で、譲渡制限特約があっても譲渡は有効です(民法466条2項)。会社によって扱いが違うので、申込み前に伝えます。

2社間の仕訳はどうなりますか?

取引先からの入金を「預り金」にして、ファクタリング会社へ送ります。

まとめ|急ぐなら2社間、安くするなら3社間

結論急ぎ・少額・個人事業主なら2社間、大きい金額で取引先の協力が得られるなら3社間を見積もって比べます。
比べるところ2社間3社間
取引先に知られるか原則知られない承諾をもらうので知られる
手数料高め(平均10.3%の例)安め(平均6.8%の例)
早さ最短即日〜数時間取引先の承諾の分、日数がかかりやすい
個人事業主使える(登記なし)会社によっては不可
向いている人急ぎ・少額・取引先に知られたくない大きい金額・取引先の協力が得られる

PR・広告

急ぎ・少額・個人事業主なら

ペイトナーに無料登録する

手数料は一律10%+振込手数料330円。初回は50万円まで。

PR・広告

51万円以上で2社間なら

QuQuMo公式サイトで手取りを確認する

手数料は見積もりで決まります。営業は平日9〜19時。

確認した情報(2026年10月10日確認):各社公式サイト(ビートレーディング・アクセルファクター・No.1・ベストファクター・トラストゲートウェイ・トップ・マネジメント・西日本ファクター・PAYTODAY・OLTA・みんなのファクタリング・日本資金支援センター・QuQuMo・ペイトナー・ラボル・FREENANCE)、ペイトナー利用規約、FREENANCE利用規約、ラボル公式のよくある質問、Chatwork 先払い、法務省「債権譲渡登記制度とは?」、経済産業省「債権法改正により資金調達が円滑になります」。

ファクタリングの記事一覧|目的から選ぶ

すべての記事を目的別に見る(ファクタリングの記事一覧)→

まず仕組みを知る

会社を選ぶ

手数料を知る

契約前に確かめる

資金繰りを整える

-ファクタリング(請求書買取)
-, , ,

error: Content is protected !!